3150DESIGN の南です。
美容室での店内POPって都心のオシャレなサロンでは、最近は見なくなりました。
オーナーや店長の考えはあると思いますが、ご来店されますお客様に◯◯キャンペーンや店販アイテム○○OFFなど、提案したい情報を伝えるツールとしては最適と考えます。
特に売上が高く忙しいサロンでは、スタッフがお客様に提案したくても時間がない、忙しいからめんどくさいという事は多々あると思います。
また、お客様からすると有益な情報は伝えて欲しいと思っているはずです。
そこで、私の周りの美容室で最近、効果があった店内POPをご紹介します。
新メニュー告知POP
普段のサロンワークで新メニューの提案は、カウンセリング時に行うと思います。
スタイリスト全員が新メニューを提案していると考えるのは危険です。
以下のような要因で提案しないスタイリストが存在します。
- 何度も来店いただいている顧客なので提案しなくて良いかな?
- 忙しくて提案している時間がない。すでにお客様を待たせている。
- 追加料金のメニューを提案して失客するのが怖い。
- そもそも提案する気がない。めんどくさい。
- 違うスタッフが提案するから良いか。
など、オーナーや店長、モチベーションが高いスタッフから考えると腹正しいことです。
そこで、カウンセリングの鏡に新メニューのPOPが貼ってあれば、普段は提案を忘れるスタイリストも目に入りますので、少なからず提案を忘れることは減ると考えます。また、お客様から新メニューの質問があることも。
店内の様々な箇所にPOPを貼ることで、働くスタッフの意識は高まると考えます。
実例として、「超高濃度水素ケアカラー」の新メニューPOPで先に述べたことが改善、売上が上がりました。
メーカーの隣店講習があり、大半のスタッフが良い商材と思いメニュー化されました。
しかし、このメニューですが、施術工程が多いのと薬剤の量をキチンと計らないといけないのでめんどくささがスタッフの中で発生しました。その結果、超高濃度水素ケアカラーのオーダー数は当初の予想を下回りました。
ヘアカラーをされるお客様にはかなり良いメニューでキャッチコピーが「自分史上最高の艶髪へ」で、実際に施術後の髪を見るとみずみずしく仕上がり顧客満足も上々でした。
そこで、カウンセリングの鏡とセット面の鏡、レセプションにPOPを貼りました。
そうするとなんとお客様からこのメニューは何と質問がありました。
「自分史上最高の艶髪へ」のキャッチコピーに反応した感じです。
その後、メニューのオーダーも増え、お客様の髪もみずみずしく仕上がり、顧客満足と売上が上がりました。
店内POPはカッコ悪いとか鏡に貼って邪魔と考える方もいますが、お客様のことを考えると本当に提案したいことはPOPにして張り出すことがお客様の満足にも繋がるように考えます。